作成日:2024年8月21日
更新日:2024年8月21日
(8/20 巨人対広島)首位攻防戦第1ラウンド!巨人キラー末包5打点、小園、坂倉タイムリーとクリーンアップが躍動し、初戦を制する!!
ペナントレースもいよいよ終盤に差し掛かってきました。
そんなペナントレースの行方を大きく左右することになる大事な大事な首位攻防戦が始まります。
お互いにとって大事なカードとなりますが、カープは東京ドームでの対戦成績はあまり良くないので、個人的な気持ちとしては1勝2敗で3タテを回避してくれたら御の字かなというくらいの弱気な気持ちでいます。
本日のスターティングメンバー
【広島】 【巨人】
(中)秋山 (中)丸
(右)野間 (二)吉川
(三)小園 (左)モンテス
(右)末包 (一)岡本
(一)坂倉 (捕)大城
(二)菊池 (三)坂本
(遊)矢野 (遊)門脇
(捕)會澤 (右)浅野
(投)森下 (投)山崎
カープは現状のベストメンバーと言っても過言ではないでしょう。
中村奨成選手の台頭のおかげで、秋山選手と野間選手が適度に休養を取れているというのも非常に大きいです。
気になる点があるとすれば、森下投手を8番に戻したところです。
會澤選手の調子が良いのかもしれませんが、會澤選手が8番にいると投手の送りバントが成功しづらいので、すこし気がかりです。
一方で巨人打線ですが、先日ヘルナンデス選手が骨折で離脱してしまったのが痛いです。
ただ、その穴をルーキーの浅野選手やモンテス選手がしっかりカバーしているので、打線はむしろ強力になってるようにも感じます。
相変わらずの巨人キラーぶりを発揮する末包
まず言いたいのは、初回の小園選手のバント。
僕は基本的に新井監督の采配に不満はないのですが、唯一やめてほしいのが小園選手のバントです。
チームの中心打者であり、チャンスに勝負強いバッターになぜバントをさせるのか疑問でたまりません。
特に一塁二塁の場面では、小園選手の走力であれば最低でも一塁三塁にはしてくれるはずです。
それなのに簡単に1アウトを上げて、二塁三塁にする。
これには何度考えても納得がいきません。
しかも今日は立ち上がり荒れ気味の山崎伊織投手に対してバントをして失敗してしまいましたので最悪です。
そんな流れを断ち切るかのように末包選手がタイムリー2ベースを打ってくれました。
新井監督も頭が上がらないでしょう。
結局この試合は自己最多の5打点を挙げる大活躍ということで巨人も恐れおののいてることでしょう。
小園、神の選球眼を見せる
色んな方も言ってると思いますが、今日のターニングポイントは間違いなく4回表の小園選手がもぎ取った押し出しの四球です。
無死満塁から、秋山野間が連続三振に倒れて迎えたこの場面、自身もフォークを空振りし2ストライクに追い込まれましたが、フォークボールを見極め押し出し四球となりました。
最後見逃したフォークボールはストライクからボールにきれいに落ちる素晴らしいボールだったのにもかかわらず、それを完璧に見極めた小園選手の選球眼はまさに神の領域でした。
結果的にこの四球をきっかけに、末包坂倉の強力クリーンアップが繋ぎ、5点を取り勝負が決まりました。
この回0点で終わっていれば試合の流れは巨人側に大きく傾くこともありえたので、まさに勝負を分けるターニングポイントだったと言えるでしょう。