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作成日:2024年5月8日

更新日:2024年5月9日

(5/7 阪神対広島)床田の熱投!島内魂の火消し!最後は栗林が締める圧巻の投手リレーで阪神相手に完封勝利!!

本日は阪神対広島6回戦の試合の振り返りです。

昨日の試合はカープが一番苦手とする大竹投手が先発でしたが、なんと雨で中止になりました。

これは恵みの雨だと思っていたのですが、当然のように5月8日の試合にスライドしていました。

しかも中止になった試合は、シーズン終盤に回るので、その試合もおそらく大竹投手をぶつけられます。

結局大竹投手との対戦が1試合増えただけなので恵みの雨でもなんでもなかったですね。

さて本日の試合ですが、なんと今季3回目となる床田対村上のマッチアップです。

この対戦カードは過去2回とも村上投手の勝利に終わっています。

床田投手も試合は作ってくれるのですが、カープ打線が村上投手を全く打てず、2試合で秋山選手のソロHRのみの1点に抑えられています。

今日こそは何とか床田投手を援護してもらいたいです。

本日のスターティングメンバー

【広島】   【阪神】
(中)秋山    (中)近本
(右)野間    (二)中野
(二)菊池    (左)ノイジー
(三)小園    (一)大山
(捕)坂倉    (三)佐藤
(左)宇草    (右)森下
(一)堂林    (捕)坂本
(遊)矢野    (遊)木浪
(投)床田    (投)村上


カープ打線は大きく打順を組み替えてきました。

なんと堂林選手が7番に下がり、4番には小園選手がプロ入り初めてとなる4番に座っています。

現状、打線の調子が悪いのでこのくらい大きく組み替えるのは非常に良いと思います。

昨年の4番上本選手の頃のような打線を彷彿とさせる4番の概念にとらわれない全員野球を体現したような打順になっていて僕は好きです。

一つ懸念点なのが野間選手の2番起用です。

昨年もシーズン序盤は2番に多く起用されていましたが、打席で考えすぎて上手くいってないような印象でした。

本当なら1番に置きたいところですが、秋山選手が1番に入ってから絶好調のため、打線の繋がりを意識して2番に置いたのだと思います。

この2番起用はまた増える可能性があるので、野間選手には何とか順応してもらいたいです。

新打線がいきなり機能!村上投手から2点を奪う

新打線が初回に早速機能します。秋山選手の2塁打と中野選手のエラーで一死一塁三塁とすると、小園選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1点を先制します。

さらに5回には中野選手のエラーと床田選手の安打で二死一塁二塁とすると、秋山選手がレフト線へタイムリーヒットを打ち、2点目を追加しました。

村上選手から2点を取れたことに舞い上がっていますが、秋山選手が村上選手から2本の鋭い安打を放っています。前回の対戦では先頭打者HRも打っていますし、今年は村上投手攻略に向けて重要な選手になりそうです。

阪神にとって痛かったのは中野選手の2エラーですね。

この試合も守備で随所に良いプレーを魅せており、打撃でも2安打を放つなど存在感を見せていますが、痛い場面で出たエラーがどちらも失点に繋がってしまいました。

この2失点はどちらも村上投手の自責点ではなかったため、村上投手は防御率0.88という驚異的な数字で2勝2敗という2015年の菅野投手を彷彿とさせるような勝敗になりました。

佐藤に対して全球ストレート勝負の島内

床田投手は6回までは危なげなく抑えていましたが、7回にピンチを迎えます。

森下選手に長打を浴びるなどで、二死満塁のピンチを招きますが、代打小野寺選手をショートフライに打ち取りピンチを切り抜けます。

ここでお役御免かと思いましたが、なんと8回にも床田投手がマウンドに上がりました。

7回終了時点で104球投げており、徐々に阪神打線にも捉えられてきていたので、てっきり交代するものだと思っていました。

この続投の判断には賛否両論分かれるのかなと思います。

実際岡田監督も8回に床田投手が上がった時は逆転できると思っていたと試合後のインタビューで語っていました。

その予想通り、床田投手はまたも満塁のピンチを招いてしまいます。しかも今度は一死満塁です。

ここでたまらず島内投手に交代します。

僕はもうこの時少なくとも同点にはなるだろうと覚悟していました。

だが島内投手は違いました。佐藤輝明選手に対してなんと全球ストレート勝負、力で推していきます。

フルカウントで迎えた6球目、佐藤選手は外に外れたと判断し見逃しましたが、審判はストライクをコールし結果的には三振に打ち取ります。

正直、最後の1球はボールに見えました。しかし今日の審判はこれまでも広めにストライクをコールしていました。

実際にあのコースをストライクとコールした場面もあったので、そのことを加味すればあそこのストライク判定はしょうがないかなと思います。

続く森下選手に対してもストレート中心で勝負し、最後は詰まらせてセカンドゴロに打ち取りました。

9回は栗林投手が危なげなく3人で試合を締めて2−0でカープが勝利しました。

結果だけ見れば2−0の快勝ですが、試合を見ていた身からすると、何だか勝った心地がしないとてもハラハラする試合でした。

ついに復活、鯉の和製大砲

試合後に入ってきた情報ですが、末包選手が1軍昇格することが決まりました!

5月7日の2軍戦でホームランを打ったことで、高監督がゴーサインを出したみたいですね。

ファンからすれば待望の長距離砲の復活なので、非常に嬉しいニュースです。

代わりに田村選手が2軍に降格するみたいです。

田村選手は最近スタメンを外れることが多く、打席数が減っていたので、一度2軍で打席数を増やして調子を取り戻してもらうのは良い判断だと思います。

ただ、田村選手の才能を他球団に知らしめることは十分にできたと思います。

苦しい時期にまた1軍に上がってチームを救ってくれることを期待しています。