作成日:2024年5月7日
更新日:2024年5月7日
(5/4 広島対DeNA)森下猛打賞!!代打松山の2年ぶりHRも飛び出し、鮮やかな快勝!
本日は広島対DeNA7回戦の試合の振り返りです。
今日は今季初対戦のケイ投手との対戦です。
初対戦と言いながらもケイ投手は一度オープン戦で対戦しているのですが、そのときは5回を投げて被安打2の無失点に抑えられてしまいました。
昔からカープは初物の外国人投手に弱い印象があるので、今日こそそれを払拭できるかどうかが見どころになります。
カープの先発は森下投手です。
開幕には出遅れたものの、ここまで3試合に登板して2勝しており、安定したピッチングを毎試合見せてくれています。
今日も安定したピッチングでチームトップの3勝目を掴むことはできるのでしょうか。
本日のスターティングメンバー
【広島】 【DeNA】
(中)秋山 (中)桑原
(二)菊池 (右)蝦名
(右)野間 (左)佐野
(一)堂林 (二)牧
(三)小園 (三)宮崎
(捕)會澤 (一)大和
(左)中村健 (捕)山本
(三)二俣 (遊)京田
(投)森下 (投)ケイ
お互いほとんど昨日とスタメンが変わっていません。
カープは捕手が坂倉選手から會澤選手に変わっています。
これは森下投手の登板日だからでしょうね。
ここまで3度先発していますが、いずれも會澤選手とバッテリーを組んでいました。
対してDeNA打線は一塁に大和選手を起用しています。
大和選手は森下投手に相性がとても良く、通算で29打数13安打の打率.448と驚異的な数字を叩き出しています。
ファンからしても良いところで打たれている印象が強いので非常に恐ろしいバッターです。
どうした堂林、らしくないミスが続いています
堂林選手の精神状態が心配です。
2回表、二俣選手のエラーで出塁を許した無死一塁の場面、森下選手が一塁に牽制球を投げました。
すると堂林選手はこれを捕球することができず、ボールは一塁ベンチ側を転々と転がってしまい、ランナーの進塁を許しました。
映像を見る限り、明らかに森下投手を見ておらず、どこか上の空だったのかのようなミスでした。
4月25日のヤクルト戦の走塁ミスもそうですが、少しらしくないミスが続いています。
後日談であのプレーの後、新井監督からお叱りを受けたという報道もあっただけに、少し精神的な部分で心配です。
4番のプレッシャーもきっとあるでしょう。堂林選手にはこれを乗り越えてより凄い打者になってもらいたいですが、最悪な場合2軍で再調整してもらうのも視野に入れなければならないほどの状態となってしまっています。
これをきっかけに一死三塁から大和選手に犠牲フライを打たれてしまい、ノーヒットで先制点を許してしまいました。
しかしそこからも森下投手は6回まで無安打投球を続けました。
7回に安打を2本打たれてしまいますが、後続を断ち、結局7回を投げて2安打1失点にまとめる素晴らしいピッチングでした。
松山のガッツポーズリベンジとなる代打HRで勝負あり
森下投手はピッチングだけでなく、バッティングでも魅せてくれました。
なんと3打数3安打と投手としては珍しい猛打賞を記録しました。
3安打目を放った際には、ベンチに向かってガッツポーズをするなど気持ちが溢れていて非常に良かったですね。
個人的な意見ですが、最近の投手は打席でも気迫を見せてくれるので好きです。
特に床田投手と森下投手は二人で打撃成績を競い合うくらい打席を楽しんでいるので、できればセ・リーグのDH制導入はもう少し先であってほしいです。
これに野手陣も触発されたのか、ケイを攻略し一死満塁のチャンスを作りました。
このチャンスで野間選手がセカンド方向にゲッツー性の打球を打ってしまいますが、驚異的な走力で一塁がセーフとなり、同点に追いつきます。
こういう一つのアウトを無駄にしない点の取り方は非常に大好きです。
ここでダブルプレーだと次の松山選手のHRも存在しなかったわけですから、このプレーが今日の勝敗を分けたプレーといっても過言ではないです。
ということで二死一塁三塁となり、次の打者堂林選手に変わって代打に送られた松山選手が打った瞬間それとわかる3ランホームランを打ち、試合が決まりました。
打った瞬間ガッツポーズをしていましたが、実は先日の阪神戦でもポール際の大飛球を打った際にガッツポーズをしており、その時は惜しくもファールとなっていました。
そのガッツポーズのリベンジとなる2年ぶりの最高のホームランが良い場面で飛び出しました。
8回には森下投手がマウンドに上がる予定でしたが、マメの影響で急遽島内投手が登板します。
ただそんな緊急登板をものともせず、打者3人をわずか10球で片付けました。
今季の島内投手は少し不安定な投球が多かったですが、今日のピッチングはそんな不安を吹き飛ばしてくれる快投でした。
これでしばらくは中継ぎ陣は安泰ではないでしょうか。