作成日:2024年4月25日
更新日:2024年4月27日
(4/9 阪神対広島)衝撃の36イニング無得点。床田の好投虚しく4試合連続零封負け。
阪神との開幕カード第1戦の振り返りです。
まずは甲子園での3連戦となっていますが、昨年この甲子園ではわずか2勝しか出来ていません。
その要因として挙げられるのはやはり甲子園のあの異様な雰囲気でしょう。
阪神ファンの声援でマウンドが揺れるとも言われていますからね。
でもまあカープは基本的にビジター球場が苦手なので、単純にホームでのファンの声援の力もあるのかなとは思いますが。
そんなことより深刻なのは苦手なピッチャーが多すぎる問題です。
大竹投手、村上投手、伊藤将司投手、西勇輝投手を全く打てずに勝ち星を稼がれてしまいました。
特に大竹投手とは7回も対戦して6敗しています。大竹投手に勝ちがつかなかった試合もサヨナラ負けを喫しているので、大竹投手が登板した試合は全敗してることになります。
この苦手意識を払拭できるかが、今季阪神戦の課題になってくるでしょう。
本日のスターティングメンバー
【広島】 【阪神】
(中)野間 (中)近本
(遊)矢野 (二)中野
(三)小園 (右)森下
(一)堂林 (一)大山
(中)秋山 (左)ノイジー
(右)田村 (三)佐藤
(捕)坂倉 (捕)坂本
(二)菊池 (遊)木浪
(投)床田 (投)村上
打撃好調の矢野選手がとうとう2番遊撃でスタメン出場しました。
ここまで打率.571と好調をキープしており、先日の試合でも2安打を放っていましたので、低調している打線の良い起爆剤になってほしいものです。
とはいえ小園選手をサードに回すのは少し意外でした。侍JAPANでもショートで起用され、未来の正遊撃手候補でもある小園選手にサードを守らせるのはいかがなものかなと思います。
ショートのポジションを競争させるのは大いに歓迎ですが、ユーティリティプレイヤーではない小園選手のポジションをたらい回しにするのは少し気の毒に思います。
村上投手は前回登板悪かったと聞いていたのですが?
村上投手は前回登板のDeNA戦、3回を投げて5失点でした。この情報があったので、今年はまだ去年のようなボールは投げれてないのかなと思っていたのですが、騙されました。
相変わらずの良いピッチングで7回をわずか2安打無失点に抑えられてしまいました。
床田投手も前回登板と同じく安定したピッチングを見せてくれましたが、5回裏一死二塁から近本選手に甘く入った直球をライト線に運ばれタイムリーツーベースを打たれてしまいます。
この1球が唯一の失投と言ってもいいくらいでしたので、床田投手にとっては非常に悔やまれますね。
この失投を見逃さずにしっかり安打にする近本戦選手はさすがでした。
阪神打線はなかなか調子が上がってきませんが、それでも大きく負け越さない理由はこういうところにありますね。
後は投手陣が素晴らしいというのももちろんではありますが。
リーグワースト記録が近づいてきました
今日の試合で4試合連続零封負けとなりましたが、これはリーグワースト記録に並ぶ不名誉な記録です。
ちなみにイニングで言うと、36イニング連続無得点です。気になってリーグワースト記録は何イニングなのか調べてみたら50イニングが最長でした。
いやー、上には上がいるものだなと思っていたのですが、その記録は2011年の広島の記録でした。
ちなみにプロ野球記録でいうと、1953年の大映が記録した59イニングでした。