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作成日:2024年4月24日

更新日:2024年4月27日

(4/4 広島対ヤクルト)ベテラン勢が大活躍!終盤に打線が繋がり逆転勝利で3連勝!

カープの本拠地開幕カード第3戦の振り返りです。

第1戦は勝利を収め、第2戦は雨で中止となり、続いて迎えた第3戦です。

開幕2連敗するも、その後2連勝で勝率を5割に戻して迎えた今日の試合、早速貯金生活を送ることができるのでしょうか。

本日のスターティングメンバー

【広島】    【ヤクルト】
(右)野間    (中)塩見
(二)菊池    (右)西川
(遊)小園    (一)オスナ
(一)堂林    (三)村上
(三)上本    (左)サンタナ
(左)中村(奨)   (捕)中村
(捕)會澤    (遊)長岡
(中)久保    (二)武岡
(投)大瀬良   (投)高橋


先発はお互いにスライド登板した大瀬良投手と高橋奎二投手です。

カープ打線は左腕の高橋奎二投手対策で右打者を多く並べてきました。

注目は今季初スタメンの中村奨成選手と久保選手と會澤選手です。中村選手に関しては2軍で絶好調だったにも関わらず、1軍昇格後まだ1打席も立っていませんでしたので、ようやくかといった感じです。

なぜ、カープは2軍で打ちまくっている若手を1軍に上げた後、すぐにスタメンで使わないのでしょうか。

ましてや代打でもあまり使わず、昇格して3、4試合後にようやくスタメンで使いますが、それじゃ遅くないかといつも思ってしまいます。

せっかく良い感覚で上がってきてくれた選手はすぐに打席に立たせてほしいです。それが無理ならスタメンで使いたいというときに昇格させてあげてほしいです。

対するヤクルト打線は先日とほぼ変わらぬスタメンです。二塁に武岡選手が入っています。

ヤクルト打線は打順を固定できて良いですね。

またまた先発投手から点が取れないカープ打線

何回同じことを言っているのでしょうか?

またもや先発投手が打てません。いや高橋投手はもちろん素晴らしいピッチングでしたよ。にしても6回まで1安打に封じ込められてたらそりゃ言いたくもなりますよ。

もちろん長岡選手のファインプレーなどもあったので仕方ないですが、いつも先発に勝ちがつかないので、もう少し序盤から点を取っていただきたいものです。

対して大瀬良投手ですが、昨年は初回に失点することが多く、そのままその失点が決勝点になるという試合が非常に多い印象を受けました。

しかし今年、いや昨シーズンのクライマックスシリーズ阪神戦から人が変わったように見えます。

初回を難なく抑え、ランナーを出しながらも5回まで無失点に抑えてくれました。

ただ、疲れが出てきたのでしょうか。6回に制球を乱してしまい、3個の四死球などから3点を失ってしまいます。

またまたエラーから流れが変わる。頼れるベテランの一打。

今日の高橋投手から3点を取るのは難しいか…

6回表が終わった時点ではそんなことを考えてしまい、諦め半分で試合を見てしまっていました。

そんな気持ちで迎えた7回裏、一死一塁から上本選手が放ったショートへのゴロを長岡選手が後逸してしまいます。

このチャンスを見逃さず、會澤選手が二死二塁、三塁からライトの頭を越える2点タイムリーツーベースを打ち、1点差に持ち込みます。

逆方向への強い当たりは3連覇時代によく見られた會澤選手の打球を思い出します。昨年は打撃の調子が悪かったですが、今年はあの頃の打撃を見せてくれそうです。

長岡選手にとっては痛いエラーとなってしまいましたが、それまでにファインプレーを何個もしていたのでヤクルトファンの方もあまり責められないのではないかなと思います。

それにしてもカープはエラーした後に得点を取る確率が高いですね。このイメージが浸透すると、守備側がプレッシャーを感じて守りづらそうな感じがします。

驚異的な打線の繋がり。一挙4得点で試合をひっくり返す。

1点差に詰め寄り、この勢いで逆転したい8回裏の攻撃、野間選手がレフトへのツーベースで出塁し、一死三塁でバッターは小園選手。

ファーストゴロを打ちますが、それに野間選手がホームへ突っ込み、クロスプレーアウト。リクエストするも判定は覆らず、二死一塁とチャンスがしぼんでしまいます。

ここで多くの方が諦めたでしょう。しかしこの男は全く諦めていませんでした。

そうです。カープの4番堂林翔太です。

落ち着いて球を見極め四球を選ぶと、ここからカープ打線が息を吹き返します。

二死一塁、二塁から上本選手、松山選手、矢野選手の連続タイムリーで一挙4点を奪い逆転します。

個人的な話になりますが、矢野選手が僕の推しなのでキャンプから取り組んでいた打撃練習が報われたような気がしてとても嬉しかったです。

この回の途中からマウンドに上がった嘉弥真投手ですが、一昨日の試合から秋山、松山、矢野と左キラーとしてマウンドに上がりながら左打者3人に安打を打たれてしまいました。

これは嘉弥真投手にとっては非常に厳しい結果になってしまったでしょう。左キラーの役割をまっとうできないとなると立場が危ういものとなってきそうです。

9回は栗林投手が危なげなく締め、4対6で勝利を収めました。

やっぱり逆転勝ちは普通に勝つよりも気持ちが良いですね。とはいえ、次こそは先発投手を打ち崩して安心した状態で試合を観たいです。