（3/30 DeNA対広島）黒原まさかの危険球退場、またもや度会に一発を浴びる。

作成日：2024年4月23日

更新日：2024年4月27日

カープの開幕２戦目の振り返りです。

この記事を書いている間に現実のカープはすでに１９試合を消化してしまいました。本当に現実のカープに追いつけるのでしょうか。

【広島】　　　【DeNA】
(中)野間　　　(右)度会
(二)菊池　　　(一)ｵｰｽﾃｨﾝ
(遊)小園　　　(左)佐野
(捕)坂倉　　　(二)牧
(左)秋山　　　(三)宮崎
(三)ﾚｲﾉﾙｽﾞ　　(中)桑原
(右)田村　　　(捕)山本
(一)ｼｬｲﾅｰ　　 (遊)石上
(投)黒原　　　(投)平良

カープは上位打線大幅に入れ替えてきました。右のサイドスローである平良投手に対して左バッターを多く並べてきましたね。

対してDeNA打線はほとんどメンバーの入れ替えがありませんでした。DeNAはオープン戦のときから打線がほぼ固定されていて羨ましいです。

こちらの先発は森下に代わって急遽出番が回ってきた黒原です。

実は私は、今年のイチオシ選手として黒原投手を推しています。去年から２軍では無双状態で、あとは１軍で活躍するだけなので、そろそろ１軍で大活躍してくれるのではないかと思っています。

まず本人にとっても大事な１戦目の先発、いいピッチングを期待したいです。

僕の希望は一瞬にして打ち砕かれました。

度会選手に対して黒原投手が投じた３球目、これが頭部付近への死球となり、わずか３球で危険球退場となってしまいました。

遡ること２年前、黒原投手は2022年5月4日の巨人戦で先発しましたが、そのときに吉川選手の肩付近に死球を当ててしまい、そのまま途中交代。翌日に登録抹消されると２軍戦に登板することもなくそのままシーズンを終えてしまいました。

この当時の記憶が蘇るそんな悪夢のような死球でした。幸い度会選手はそのまま一塁に向かいましたが、何もないことをひたすら祈るばかりです。

退場した黒原投手に代わって、河野投手が緊急登板しました。初回は何とか１失点にまとめてくれましたが、２回がまずかったです。平良投手を含む打者４人に安打を浴び３失点してしまいました。

緊急登板なので多少の失点は仕方ないとは思いますが、決め球が無いなと印象を受けました。現に３回を投げて空振りを取った球が１球もありませんでした。

気の毒ではありますが、この試合は河野投手を評価を落としてしまう結果となりました。

確かにカープ打線が平良投手を打ち崩せなかったといえばそうですが、今日の平良投手のピッチングは素晴らしかったです。

特にシンカーがとてもいい高さで落ちていたので、カープ打線も思わず振ってしまっていました。

左打者の内角に食い込む直球も威力抜群で、これまでは右打者は得意だけど左打者は苦手という印象でしたが、今年は打者の左右に関係なく抑えそうな予感がしました。

４回には大道投手が度会選手に２ランホームランを浴びてしまいました。コースはそこまで悪くないように見えたのですが、打った瞬間それとわかる完璧な当たりでした。

大道投手はオープン戦のときから直球の威力が無いように感じるのが心配です。

度会選手の状態が心配だったので、元気な姿を見せてくれてホッとした感情と、ルーキーに開幕から２試合連続ホームランを浴びてしまう投手陣へのイライラが入り混じりながらこの日はそっとテレビを消しました。

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